二宮和也さんが大好きっていう話
2年半ぶりのはてブロ更新。案の定すぎてうける。
そしてここからの文章はポエムです。
この2年半たくさん色んなことがあった。嬉しいことも悲しいことも辛いこともやっぱり幸せなこともあった。
私は今も変わらず嵐とSexyZoneのファンなので、この2グループに巻き起こったいろんなことに一喜一憂したし、その度にブログ書きたいなーとは思ったがなかなか筆が進まず。
でもこの機会はやはり逃せなくて、燻った思いもたくさんあって、書くことにした。
大好きな長年の自担である二宮くん、ご結婚おめでとうございます。
いちばん初めに伝えたかったのは祝福の言葉だったから、突然で驚きはしたけど、やっぱり第一声はおめでとうございますだった。
これは今でもよかったと思っている。
以前から噂されていた相手で、いろいろなファンの声はあるけれども、それでも5年も付き合って、荒波の中結婚を決めた二宮和也は最高に男気溢れていて、格好良いと思った。
報道が出るたび、他のジャニーズの結婚を見る度、いつかくる結婚報告を想像して、自分は祝福の言葉を贈れるだろうかと、できることなら自担の人生の一大イベントを温かく祝ってあげたいと思っていた。
でもその時にならないと本当の実感はわかないし、落ち込むかもしれないとも思っていた。
実際は、まずおめでとうを言う気持ちの余裕があって、この時期であることに驚きつつも、直筆のメッセージを読んで、覚悟を決めた二宮くんの思いに胸を打たれた。
少し寂しい思いもあった。恋をしていた訳では無いけど、好きな人がたった一人を選んで人生を共にすることを選んだという事実が、なんとも言えない感情とぽっかり空いた心の空白をうんだ。
発表を見たのが帰り道で、おめでとうという言葉をツイッターに打ち込みながら、少しだけ涙が出て、そのときイヤホンから流れてきた素晴らしき世界が心に沁みた。
それでもこの10ヶ月前、突然、結婚よりも突然、なんの脈絡もなく発表された活動休止の報告のときの絶望感を上回るものでは到底なかった。
私は嵐が5人で嵐らしく、仲良くやっているのを見るのが大好きだ。嵐が5人だけの空間でうみだす幸せをファンにもお裾分けして、分かち合ってくれるところが大好きだし、皆が嵐という存在を大切にしているところが大好きだ。
ライブに行けなくとも、日々のバラエティを見るだけで生きる元気を貰っているし、満たされる。担当がいたり個人の仕事も好きだけれど、やっぱり嵐が嵐で一緒にいるときがいちばん好きで、ずっと見ていたい。
それにタイムリミットがある。休止という言葉を使ってくれたけれど、未来は誰にも確約できない。2020までの間、とにかく今だけを考えて突っ走る。
そんなことを告げられて、言葉では言い表せないほど辛かった。涙が止まらなかった。それでも最大限にファンを気遣って、最高の発表、アフターケア、20周年を与えてくれた嵐の優しさと強さに何度も泣かされて、私もいまはただこの人達についていこうと思えた。不意に悲しくなりながらも、前向きになれた。
二宮くんの結婚は、驚きはしたし少し寂しいけれど、変わらずにここにいると宣言して、その後のライブや歌番組でもアイドル二宮和也を全うしてくれた姿に安心したし、私も変わらず二宮和也が大好きで、ずっと応援していきたいと改めて思うことができた。
ただ、何よりも辛くて、このブログに吐き出したいほど苦しさが募ってしまったのは、結婚に対するファンの誹謗中傷や失望の声だ。
ちょうど嵐がSNSを解禁して、皆が浮き足立って、嵐との距離が近くなったことに幸せを感じていた時の出来事だったから、余計に炎上が酷く、公式アカウントに寄せられる暴言が目に入る度、悲しくて苦しくて仕方なかった。
二宮くんの直筆のコメントにあった、「この決断が後に良かったといってもらえる様に」という言葉が哀しく胸に突き刺さって、荒れるSNSを見ながら泣きたくなった。
本人も覚悟の上のこととはいえ、嵐で初の結婚。せめてもう少し、祝福の言葉が見てみたかった。複雑な思いを抱えながらも、おめでとうで溢れてほしかった。
仕方のないことではあると思う。お相手のこれまでの評判に加えて、休止を発表した後の20周年ツアー真っ只中の結婚。発表直後はどうしても、なぜ今、そんな形で結婚するのか、とショックを受ける人で溢れても仕方ないし、理解が追いつかないのも分かる。
私も初めは、タイミングに疑問を感じていた。もしかしたらおめでたなのかもしれないし、個人的にはそれならそれで嬉しいと思った。そうでなくとも、お相手が年上で妊娠の期限も限られている中で、少しでも早い決断を迫られたのは納得できるし、結婚する以上、子供ができてパパになった二宮くんを見てみたいと思ったから。
でもやはりツアー中で、休止というタイムリミットのあるナーバスな状態での発表は、大半のファンには受け入れ難いものだったのかもしれない。それはどうしようもない。
私は数少ない肯定組としてTLをみるのがあまりにも辛く、暫くは離れていた。自分の大好きな人が、これまで味方だと思っていた人たちに袋叩きにされる。心無い暴言や失望の言葉で溢れる。
しょうがない。しょうがない。
とは思っていても、受け入れ難いと思うことと、それを言葉の刃で目に見えるように、ましてや本人に届けるように暴言を吐くことは違うと思う。
それでも世の中には匿名で、相手が有名人であれば何を言ってもいい、自分が傷付けられたのだから相手を罵倒して当然だという考えしか及ばない人種もいる。そういう人には何を言っても届かないし、住む世界が違うのだとシャットアウトする必要性もこの3週間程で実感した。
暫く時間が経つと、ある程度のファンは冷静になって、受け入れてくれる人も多く見られた。同じ二宮担の皆さんが、辛さを乗り越えて、二宮くんに温かい言葉を向けていることに涙が出た。
二宮くんが孤立してしまわないように、何もかも背負って壊れてしまわないように、私はこれからも変わらず愛を届けていきたいと思うようになった。
いちばん救われたのは、発表直後、SNSに溢れる誹謗中傷に疲弊しきって眠れなくなった夜に飛び込んできた、相葉くんのコメントの記事だ。
後にはメンバーとしてでなく幼なじみとしてだ、とか、翔さんの言葉に裏があるとか、そういう考察もあってそれはもう苦しいから無視するとして。
"親友の選んだ道です" "二宮和也に幸あれ"
相葉くんらしい言葉選び、相葉くんのどうしようもない優しさに涙が止まらなかった。きっと、翔さんのコメントはファンに寄り添ったもので、ファンの気持ちを置いてけぼりにしないための優しさが込められていて。相葉くんは、二宮くんを孤立させないように、幼なじみとして二宮くんに寄り添った思いが込められているように感じた。
その後のコンサートのレポや、番組出演等でも、相葉くんが意識的に二宮くんの傍にいるように感じられて、本当に嬉しかった。
他のメンバーが悪いと思っているわけではなく、発表直後の札幌初日のMCで他メンが沢山しゃべってくれていたというレポにもファンへの気遣いを感じたし、本当の所なんて彼らにしか分かりえないけど、きっとファンを第一に考えてくれているんだろうなということはWebのメッセージからも伝わってくるので。
ただ、受け入れられない、気持ちが追いつかないファンへの気遣いもありがたいけれど、孤立してしまいそうな二宮くんを最大限に支えてくれる相葉くんの優しさに、私のようなファンの気持ちは救われた。
何よりも誰よりも嵐を愛している二宮くんが、コンサートを味方しかいない場所と言ってくれる二宮くんが、嵐にもファンにも距離を置かれてしまったらとても耐えられない。
私は嵐を大好きな二宮くんが大好きだから、常に内輪を向いて仲のいい嵐が大好きだから、どうかこの結婚で、ファンばかりを気にしすぎて自分たちが気に病まないでほしい。
誰も悪い人はいないと思う。
結婚というのも誰もが与えられた人生の権利だし、それのタイミングがどうとか、相手がどうとか、そういうのは結局人それぞれのエゴに尽きてしまうなら、彼が望んだときに決断したことを尊重したいと思う。
皆が皆受け入れて祝福する必要は無いし、辛い気持ちもわかるからもうそれは人それぞれだ。
変わらずアイドルを全うする姿をファンに見せたかったのが二宮くんの真意なのだとしたら、ライブではもちろん、テレビ番組でも存分に魅せられているし、愛が尽きない。
ベイストで二宮くんの口から直接報告してくれたことも嬉しかった。あくまで二宮和也個人の責任としてあの場を選んだこと、二宮くんのファンに伝える場所がベイストだったことが本当に嬉しい。
何より、結婚のことだけでなく、休止後の二宮和也の活動について言及してくれたことが嬉しかった。嵐が大好きで、個人仕事は嵐に還元するためといって憚らない二宮くんが、もし嵐が休止してしまったらスパッとやめてしまうのではないかという思いが、1月から何度も過った。それでも、結婚報告とともにこれからも変わらず続けていくことを宣言してくれたことがなによりの救いだった。
1月の発表からずっと、活動休止をやめてくれるのなら5人全員今すぐ結婚でもなんでもしてほしいと思ったくらいに。でもそうじゃないんだと、これはどうしても変えられない現実なんだと日が経つごとに実感していって辛かった。
でも二宮くんが続けるといったことは、彼自身も嵐として戻ってきたいという思いが強いから、そのために私たちの前に立ち続けてくれるのだと思える言葉じゃないか。
そして私はこれからも嵐の仲睦まじいわちゃわちゃが見ていたい。次々に新しいことをして、ファンを楽しませてくれる彼らについていきたい。休止という、真綿で首を絞められるような現実と向き合いながらも、嵐のみせるエンターテインメントを純粋に楽しみたい。
何が言いたいのかも分からなくなってくるけど、これからも変わらない嵐を見せてください。嵐が嵐らしくいることが私にとっていちばんの幸せです。
そして二宮くん結婚おめでとう。いつまでも魅力的でどこまでも嵐が大好きで、多くは語らずアイドル二宮和也を呈示し続けることを選んだあなたが私には誇らしいです。
これからも応援しています。